NEW 【オープンポジション】電力設備用ロボット技術の開発
電力設備用ロボットの一例として、約40年前に配電線工事用ロボットが開発された事例がありますが、当時は施工性やロボットの機能性の面から、本格的な導入は見送られました。一方で、近年はロボット技術の進展に加え、AI機能の導入が進み、他分野においてはロボットの活用が広がっています。
さらに、少子化の進展により、近い将来、電力設備工事に従事する人員の確保が困難になることが予想されています。このような状況を踏まえると、電力設備(送電線、配電線、通信線など)の工事、保守、災害対応等において最新の技術を適用することで、これまで課題とされてきた施工性や機能性の問題を解決できるのではないかと考えています。
当所では、一般送配電事業者と協力しながら、最新のロボット技術の適用方法について検討を進めていますが、ロボット技術を主な研究テーマとする研究員は限られており、研究を十分に加速させることが難しい状況にあります。このため、今後は研究員を増員し、研究体制を強化していく計画です。
求める人材としては、これまでにロボットの製造に携わった経験を有し、電力設備用ロボット技術の開発に意欲的に取り組んでいただける技術者を想定しています。
入所後の研究内容は、選考過程を通じて、適性や希望を踏まえて相談しながら決めていきますが、次のような研究を想定しています。
・最新の制御施術、AI技術、画像認識技術を活用した電力設備工事・保守用ロボットの開発
【学歴】
修士または博士課程修了者(新卒・キャリアいずれも可)
【研究専門分野/専攻学科】
本オープンポジション求人では、以下のいずれかに該当する研究者を広く募集しております。
・ロボティクス・メカトロニクス:ロボット機構設計(リンク機構、アクチュエータ)、センサ技術(力覚、画像、LiDAR)、運動学・動力学、フィードバック制御
・電力工学:高電圧工学、電気安全・感電防止設計、電磁ノイズ(EMI)対策
・制御工学:古典制御・現代制御、ロバスト制御、非線形制御、協調制御(多関節・多ロボット)
・人工知能・情報工学:機械学習・深層学習、画像認識(設備点検・障害物認識)、強化学習(作業動作の自律化)、SLAM(自己位置推定・地図生成)
・人間工学・安全工学:人協調ロボット、作業者支援・遠隔操作、フェールセーフ設計
【オープンポジションについて】
当所のオープンポジション採用では、特定の研究テーマや専門分野を限定しすぎず、多様な人材を広く募集しています。ご応募いただいた方の強みや経験を踏まえ、当所の研究領域とのマッチングを検討し、担当する研究内容を柔軟に決定します。たとえご自身の現在の研究が当所の研究テーマと厳密に合致しなくても、新たな視点やアイデアを歓迎しますので、ぜひご応募ください。