NEW 内部火災、内部溢水を対象とした原子力施設の確率論的リスク評価(PRA)に関する研究
日本の原子力発電所では、安全性向上評価届出制度のもと、継続的な安全性向上の取り組みが進められており、そこには確率論的リスク評価(PRA)の活用が含まれています。PRAは、プラントに内在するリスクを定量的に可視化し、事故シナリオの発生確率と影響を評価することで、効果的な安全対策の立案・実施を支援する有効な手法です。
当所の原子力リスク研究センター(NRRC)は、確率論的リスク評価(PRA)技術に関する国際的な中核的研究拠点を目指し2014年に設置され、内部火災や内部溢水といった内部ハザードを対象とした研究開発を実施し、内部火災PRAガイド[1]、内部溢水PRAガイド[2]を公刊してきました。
今後は、事業者の協力の下、実プラントにおいてガイドの適用性を確認し、フィードバックを得て改訂版ガイドの作成を進めていきます。このような研究開発においては、内部火災や内部溢水の専門家はもちろんのこと、原子力発電所のシステム構成を熟知し、プラントシステムのふるまいを解析・評価するシステム評価の経験を有する専門家が必要となります。
上記の研究内容に関心があり、成果の社会実装を積極的に進めて行ける人材を幅広く募集します。
【参考資料】
【学歴】
修士または博士課程修了者(キャリアのみ)
【研究専門分野/専攻学科】
以下に該当する方を歓迎します。
・内部溢水PRA、内部火災PRAに関する実務・研究に携わっている方
・原子力発電所の溢水防護対策、火災防護対策に関する実務に携わっている方
・原子力発電所の設計、安全解析や信頼性解析等に関する実務・研究に携わっている方
・原子力工学を専攻し、原子力発電所以外のプラントに関する安全解析や信頼性解析に関する実務・研究に携わった経験を有し、PRAに関する研究開発に従事する意欲のある方