募集職種詳細

NEW 電力ケーブル・接続部の劣化評価技術の研究者を探しています

募集部門
グリッドイノベーション研究本部ファシリティ技術研究部門
研究内容/求める人材像
<研究内容>
 電力ケーブルは、発電所から家庭や工場まで電気を安定して届けるための重要なインフラです。なかでもCVケーブル(架橋ポリエチレン絶縁ケーブル)は、地中送電線・配電線だけでなく、変電所や各種電力設備を接続する連系線として広く使用されています。近年、1980年代から2000年代にかけて大量導入されたCVケーブルの高経年化が進んでおり、電力設備を安全かつ長期間運用するための絶縁診断技術の高度化が重要な課題となっています。特に、ケーブル同士や変圧器・開閉装置などを接続する「接続部」は、長期使用に伴う材料劣化が発生しやすく、ケーブルシステム全体の信頼性を左右する重要な部位です。当所では、電力会社から提供いただいた高経年の実設備を対象に、解体調査、高電圧試験、部分放電試験、化学分析などを実施し、接続部に用いられる高分子材料の劣化メカニズム解明と新たな絶縁診断技術の開発に取り組んでいます。劣化現象は長期間にわたり進行する複雑な現象であり、その本質的な理解には高電圧工学と材料科学の両面からのアプローチが必要です。
 今後、CVケーブル本体の長寿命化が進むことで、接続部の健全性評価はますます重要になると考えられています。当所では、電力会社との共同研究を通じて、電力インフラの信頼性向上に貢献する研究を継続的に推進していきます。このプロジェクトに関わっていただく研究員を募集しています。

<担当いただく業務>
・高電圧・絶縁に関する実験および評価試験の実施
・部分放電現象や絶縁劣化に関するデータ解析
・高分子材料の化学分析および劣化要因の検討
・電力会社やメーカー、大学等との共同研究の推進
・新たな絶縁診断技術・劣化評価技術の開発

<この研究の魅力>
・社会インフラを支える電力設備の信頼性向上に直接貢献できます。
・高電圧工学、放電現象、材料化学など幅広い専門分野を横断して研究できます。
・実際の電力設備を対象とした実践的な研究に携わることができます。
・電力会社や大学との共同研究を通じて、最先端の技術開発に挑戦できます。
・将来の電力設備保全技術の基盤構築に貢献できます。
当面の研究課題
電力ケーブル・接続部の劣化診断技術の評価手法確立
応募資格/必要となるスキル・経験

【学歴】

修士または博士課程修了者(新卒・キャリアいずれも可)

【研究専門分野/専攻学科】
・30kV以上の高電圧を扱った実験の経験がある方。
・大気圧以上の気体中もしくは固体・液体絶縁体中の放電現象に関する研究に従事した経験がある方。
・放電現象・高電圧現象を観測する測定系を構築した経験がある方。
・電気学会等国内外の学術集会にて、水準の高い研究発表を行ったことのある方。

雇用形態
正職員(任期なし)
勤務地
横須賀地区
応募締め切り
候補者決定次第、応募受付を終了

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